ヒトの1日はイヌの7日に値する。
と、いうことは一日寝て終わるとチビたちは一週間寝て過ごすことになる。
・・・・ということでまた登山教室へ!
今回の参加メンバーは、フタツちゃん・アブちゃん・加トーさんの3名。
本来は保護者参加が条件だが、父モジが不参加の申し出のため加トーおじさんが代理を務めることに。
前回とはちがうポイントを探しまたまた山の見えるほうへ・・・。
ゆるやかな小道。脇には水は少ないが川らしきものが流れている。
車の中では加トーさんが行き先を察知して大興奮!!!
到着し、3匹をすぐにリードにつなぎ写真も撮れずにGO!
人気がないのを確認して山に解き放つ。
さっそくフタツがなにかの匂いをキャッチ。
ウチのイヌの中で一番野生の勘が鋭いのがフタツ。
モジにはそれがナイ。
ソノゆずりか?
どこに来てもマイペースなアブ。
野生的でもなく、かといって人懐っこさもない。
誰似だ??
一方、加トーさんは付き添いで連れて来られたことも忘れひとり山を満喫。
30分ほど歩くと自由に遊ぶのをやめたギャル2匹が加トーのあとをついて行くようになっていた。
加トーおじさんはそれが嬉しいのか岩場をかけ登り、がけを下り、川に入り、色々なことを教えてあげている。
調子に乗り、枝をくわえ、石をくわえ楽しそうに飛び跳ねて戻ってくる。
(が・・・そこは誰もマネしない・・・・)
物音や鳥の鳴き声に反応し、シッポを立てて様子を窺う。
やっと頂上に着いた加トーのおじさん。
かなりこたえたのか興奮もせず言うことを聞くようになっていった。
じゃあ家に帰ろうか。
帰りの加トーおじさんは下を向きオレとの距離を保ちながらゆっくりと歩いていく。
そんな加トーを見ながらやはり老いてきたことを感じた。
一方、ギャルズは姿が見えずおじさんに教えられたことを帰りも繰り返し楽しんでいた。
めいいっぱい遊ばせることがすごく大切であり大変でもある。
おじさんのためにも出来るだけ無理がかからないように遊ばせてあげたいと思う山登りであった。
写真・文/もじおやじ